当社は水と油のリサイクルを主な業務としており、企業のピットや雨水槽、建設現場のため枡、池などの清掃を行っています。清掃には強力吸引車というタンクローリーのような見た目の車両で作業を行います。強力な掃除機のようなイメージで泥や石、水、ホースに入る大きさの物であればなんでも吸引します。
こうした作業の現場でよく在来種が小さなコロニーを形成していることがよくあります。
これまでイモリ、アカガエル、カワニナ、アオガエルなど希少といわれる在来種もよく見かけました。
作業を行う前にできる限り在来種を保護し、飼育し、移設しても問題ないことを精査し、会社横に建設進行中のビオトープに移設します。ビオトープは設置計画中です。設置計画を作成するにあたり、地域の生物多様性の現状を自分たちの手で把握するため、豊橋市の半尻川及び浜松市の都田川、鳳来市の川の生態系の調査を実施しました。
地域(豊橋市内及び湖西市内)の幼稚園・保育園を対象に、あさがおの種やカブトムシ及びオオクワガタ(絶滅危惧Ⅱ種)を配布しました。
当初はコロナ化の中で、窮屈な生活を強いられているこども達を笑顔にしたいという気持ちではじめた活動ですが、自然や生き物に触れ、自然や生き物を好きになることで、少しでも環境に対して意識してもらえるといいなと思いこの活動を続けています。
保育園等に行った際には、ごはんを残さずに食べることが自然や環境にとって、とってもいいことなんだよ。
だから、「ごはんを残さず食べてね」とひとつだけこども達にお願いしてきます。こども達は、「はーい」と大きな声で返事をしてくれます。
今後も循環型社会構築を担う会社として、人間も自然も笑顔で、よりよい未来になるよう活動していきたいと思います。
当社事業所の付近のゴミ拾いや草刈り、そして「きれいな海を守りたい」という思いで530運動環境協議会の会員として汐川干潟などゴミ拾い活動を行っています。
汐川干潟には、大量の家庭ごみが流れついており、より多くの人にきれいな自然や海を守る心を広げる必要があると感じており、さらに多くの方にこの活動を知って頂きたいと思っています。